事務所を2ヶ所設けてはいけないとされている税理士や会計士にテレワークは可能なのか?
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、テレワークの導入、または検討をしている税理士、会計士の方が大多数を占めていますが果たしてどうなのでしょうか。
このページでは税理士がテレワークを導入する為の方法を紹介します。
『税理士法40条第3項』では2ヶ所目の事務所の設置は禁止と表記されています。
それでは事務所以外に自宅で業務を行うとは違法になるのでしょうか。
それについて2020年4月、日本税理士会連合会からの「税理士の業務とテレワーク」によると『臨時的に仕事を自宅に持ち帰り税理士業務を執行したり、自宅への来客に対し一時的に税務相談に応じる等の行為を行なったとしても、自宅が外部に対する表示の有無等の客観的事実により税理士事務所と判断される状態でなければ2カ所事務所の問題は生じない』と明言しています。
『税理士の業務とテレワーク(在宅勤務)~新型コロナウイルス感染防止対応版 』
このことから自宅で仕事を持ち帰っての業務に違法性はないことになります。しかしそれでも税理士のテレワークには客先や税務署の往復などもあり完全なテレワークというと障壁が多いかもしれません。
新型コロナウイルス騒動も収束が見えず、やはり出来るところからのテレワークの導入は必要です。
全ての業務をテレワークに移すのは難しいかもしれませんが、通勤による時間や交通費の削減。
また、子育てや介護中の職員の離職率の減少やライフワークバランスの為にも出来るところから導入しましょう。
テレワークに適したさまざまクラウドツールがある現在ではテレワークのハードル自体は高くありませんが、どうしても事務所でしか確認できない会計ソフトやメールの確認などがあるため、やはりどこからでもリモートアクセスができる環境作りは必要になります。
さて、ノートパソコンから事務所のPCへのリモートアクセスの安全性についてどこまで考えているでしようか。
税理士に対して行われたテレワークに関する調査によると「テレワークのデメリットや懸念点」の約60%に『セキリティの懸念』が上がっています。やはり他業種の調査に比べても税理士業務のセキュリティへの懸念は強く認識されているようです。
税務に関わる膨大なデータを扱う業種なので不適切なツールを使用して情報漏洩などが発生すれば信用問題に関わり、大規模な訴訟に発展する可能性もあります。
自宅から、または移動中などにも業務を安全な行う為にPCを持ち歩くことでの紛失。ウイルス感染などでデータの流出も考えられます。
リモートアクセスツールには無料のものも多数存在し、導入自体は難しいことではありません。
しかし税理士事務所のPCには顧客の会計データ、社員の個人情報など社外秘データが多数存在し、ウイルスの感染などでひとたび情報漏洩が起こると重大な訴訟問題などに発展する可能性もあります。
無料リモートアクセスツールの使用で常に情報漏洩の危険と隣りあわせの状態でリモートを続けるよりもセキュリティを保った状態でのリモートアクセスツールが理想的と言えます。しかしVPN などのシステムを構築する為には膨大なコストや設定変更の手間がかかります。
ブイワープはお手持ちのノートパソコンに専用USBを挿し込むだけで安全なテレワークを実現するリモートアクセスツールです。
1USB=1アカウントから利用することが可能なためまずは代表者から利用を開始し徐々に社員にも利用を広げていくということも可能です。
料金も初期費用無料、月額2,480円(税抜) / 2,728円(税込)とUSB型リモートアクセスツールの中で業界最安です。
V-Warp(ブイワープ)は株式会社バルテックが24時間365日体制で監視しているデータセンターと事務所のPCを暗号化した通信で画面を転送する方式です。
そのためネットワークが異なり、万が一アクセスする側のPCがウイルス感染しても、事務所側のPCにウイルスが広がることで情報漏洩などの危険が及ぶことはありません。
またコピーの禁止。
リモートアクセス時にデータの転送も禁止にできるため、手持ちのPCに直接データを保存できない仕様になっています。
そのため外出時にPCを紛失した際も情報漏洩の防止に役立ちます。
アクセス先のPC画面が表示されたままになってしまうリモートアクセスツールも多いですがV-Warp(ブイワープ)の場合は画面がロックされ外部からの閲覧が不可能になっています。
万が一USBを紛失した際も管理画面からアカウントの利用を一時停止することで会社PCへのアクセスを停止することができます。
リモートアクセス「V-Warp」のお問い合わせはこちらから
外出や紙の書類でのやり取りも多い税理士業、完全なテレワークで行うのはなかなか難しいかもしれませんが、いつでもどこからでも会社のPCにアクセスできる環境を整えることで作業の効率化を図ることは大切です。
適切なツールを利用して出来るところからテレワークを実施していきましょう。