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Windows10のリモートデスクトップ機能でテレワークを効率化

Windowsで利用出来るリモートデスクトップ機能はテレワーク中の業務効率を向上させる便利な機能です。しかし、利用にあたっては注意する点もありますので、本記事でWindowsで利用できるリモートデスクトップ機能とはどのようなものか?利用するメリット・デメリット等についてご紹介致します。

コンテンツの目次
  1. リモートデスクトップとは?
  2. リモートデスクトップを利用するメリット
  3. リモートデスクトップを利用するデメリット
  4. 安全なリモートデスクトップ

1.リモートデスクトップとは?

Windows10で標準装備されているリモートデスクトップ機能とは、遠隔地にあるパソコンを手元のパソコンから操作することができる機能です。

外出先から社内のパソコンを操作して資料作成やいつも利用しているソフトやシステムを使って作業などが可能になります。昨今、多くの企業で導入されているテレワークでも同様に自宅で社内と同じ業務を行うことができます。

下記イメージがリモートデスクトップの利用イメージです。赤枠内が遠隔地(社内など)にあるパソコン画面で外側の大きな画面が手元のパソコン画面になります。リモートデスクトップ画面を最大化すれば社内のパソコンを直接操作している時と全く同じ画面になります。
Windowsのリモートデスクトップ設定方法はこちら  


2.リモートデスクトップを利用するメリット

Windowsのリモートデスクトップ機能を利用したテレワークのメリットを挙げてみましょう。

■ 会社のパソコンを持ち帰る必要がない

遠隔で操作ができるリモートデスクトップ機能を利用すれば社内のパソコンをわざわざ自宅に持ち帰る必要がありません。自宅にパソコンがあれば利用できるので、持ち運ぶ際の故障や盗難などのリスクを抑えることができます。


■ 手元の低スペックパソコンでもスムーズ

リモートデスクトップを利用すると手元のパソコンからは操作情報を送り、社内などの遠隔地にあるパソコンで処理して手元のパソコンへ画面情報が送られます。その為、手元のパソコンが低スペックでも実際に処理を行うのは遠隔地のパソコンの為、遠隔地のパソコンが高スペックであればスムーズな作業を行うことができます。


■ 社内使用ソフトをそのまま利用可能

リモートデスクトップ機能を利用せず自宅のパソコンで作業を行う場合、社内で使用しているソフトなどを追加で購入・契約をして利用する必要がありコストが増加します。
しかし、リモートデスクトップを利用すれば社内のパソコンに導入されているソフトをそのまま利用できるので追加のコストが不要です。


■ 日常業務をテレワークでも継続

リモートデスクトップ機能を利用すれば社内で行っている日常業務を自宅でも行うことができます。例えば、社内ネットワークに使用が限定されているソフトやシステム、共有フォルダなどもリモートデスクトップ機能を利用すれば自宅でも継続して業務を行うことができます。


■ 導入ハードルが低い

社内のパソコンがWindows10proであればリモートデスクトップ機能を利用することができるので追加費用が発生しません。また、別途アプリのインストールなどが不要で導入ハードルが低く簡単に利用することができます。


3.リモートデスクトップを利用するデメリット

Windowsのリモートデスクトップを利用したテレワークのメリットは上述のように様々ある一方でデメリットも存在します。

■ オンオフの切り替えが難しい

いつでもどこでも社内のパソコンに接続して業務が行える環境は便利な一方で仕事とプライベートのオンオフの切り替えが難しくなります。


■ 情報の持ち出しが可能

Windowsのリモートデスクトップではファイルをコピーして情報の持ち出しが簡単にできてしまいます。


■ セキュリティリスクがある

WindowsのリモートデスクトップはIDとパスワードさえあればデスクトップにログインできてしまいます。また、一度不正ログインをされてしまうと、ネットワーク内の横移動(ラテラルムーブメント)によって、会社内の他のシステムも不正に利用されてしまう可能性あります。


Windowsのリモートデスクトップはセキュリティ面のリスクがあることを十分に理解し利用する必要があります。


4.安全なリモートデスクトップ

Windowsのリモートデスクトップは様々なメリットがある一方で情報の持ち出しや不正アクセスといったセキュリティ面のリスクがあります。その為、安全にリモートデスクトップを利用する為には認証を強化するソリューションの導入が効果的です。

安全なリモートデスクトップが利用できるサービスに「V-Warp(ブイワープ)」があります。V-Warpは専用USBを手元のパソコンへ接続してログインするだけで簡単にリモートデスクトップを利用することができます。


また、ログインには専用USBの他に、社内のパソコン(操作される端末)に設定したパスワードも必要な為、多要素認証となります。USBの紛失時には管理画面からアカウントの停止を行うことでV-Warp経由のリモートデスクトップはできません。 さらに、手元のパソコンへ情報のコピーが禁止されているので情報漏洩防止に効果があります。


Windowsのリモートデスクトップ機能は手軽にテレワークの効率を上げることができる機能です。しかし、情報漏洩・セキュリティ面のリスクもありますので注意して利用する必要があります。セキュリティ面を強化したリモートデスクトップを利用したい場合はV-Warpのようなサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

リモートデスクトップ「V-Warp」の詳細はこちら  
日付: 2021/05/18