MacからWindowsへリモートデスクトップをするには、様々な方法がありますが、今回はスタンダードなMicrosoft社のWindows Remote Desktopでの方法をご紹介します。
以下サイトからMac用のRemote Desktopアプリをダウンロードしてください。
Windows Remote Desktop
https://apps.apple.com/jp/app/microsoft-remote-desktop/id1295203466?mt=12?mt=12&_ga=2.74370706.1468106747.1698725174-1116977227.1698725174
上のリンクをクリックするとブラウザ上で次の画面が表示されるので、「こちらで表示:Mac App Store」をクリックします。
すると、次のウィンドウが表示されますので、「App Store.appを開く」をクリックします。
App Store アプリが開きますので、ダウンロードボタンをクリックして、ダウンロードします。
ダウンロードボタンが「開く」になるので、クリックしてリモートデスクトップアプリを起動します。
画像は私が使っているアプリで既にいくつかアクセス先が設定されていますが、最初は何も登録されていない状態です。
次にアクセス先のPCの登録を行います。
画面上部の+マークをクリックして、Add PCを選択します。
色々と設定項目がありますが、最低でもPC nameは設定する必要があります。
PC nameにはアクセスするPCのIPアドレスを指定します。
名前の場合は入力した名前でIPが解決できる必要があります。
User accountはWindowsにログインする際に利用するアカウント名になります。
以上まででアクセス先の設定ができ、アプリにアクセス先PCが表示されますので、クリックしてアクセスしていきます。
Windowsへログインするためのアカウント名、パスワードを求められますので、入力してログインします。
画像はわかりやすく接続先Windowsのデスクトップをウィンドウで表示していますが、通常はフルスクリーンで操作するのが良いと思います。
利用を終了する場合は、Macの通常のアプリと同様、ウィンドウ左上の赤色のボタンをクリックして終了します。
以上でMacからWindowsへアクセスすることはできましたが、注意点が2点あります。
1つ目の注意点はWindowsのIPが変更になった場合、再度IPを確認し、設定し直す必要があるということです。通常IPアドレスは社内のDHCPサーバーで管理、割り振られていて、時折変更になるケースが殆どです。ですので、アクセス先のWindowsのIPが変更になると、Mac側の設定も変更する必要があります。WindowsのIPアドレスを固定する方法もありますが、企業によっては運用上認められないケースもあります。
次に以上の設定だけでは、自宅のMacから会社のWindowsへリモートアクセスができないことです。自宅のMacから会社のWindowsへアクセスするには、ルーターの設定を変更してアクセスさせる方法を紹介している記事もありますが、セキュリティの観点からお勧めはできません。
リモートアクセスしたい場合はバルテック社のV-Warpをお勧めします。V-Warpを利用すれば、アクセス先のWindowsのIPアドレスが変更になっても関係なく、社内に居る時以上に簡単に、ルーターの設定を変更することなく安全に社外のMacから社内のWindowsへアクセスすることが可能です。
V-Warpでアクセセスする場合は、「リモートデスクトップアプリの設定」で設定したアクセス先のPCの設定は必要がなく、簡単です。
リモートデスクトップクライアントアプリだけ先にインストールしておいてください。
V-Warp利用時に登録したアクセス先をクリックしてアクセスしていきます。
上の画像ではアクセス先が2つ登録されている状態です。
接続をクリックすると、予めV-Warpに設定しておいたパスコードを求められますので、入力します。
すると、Windowsのログイン画面になりますので、認証情報を入力してWindowsへログインします。
その後はV-Warpを介さず直接アクセスした時と同じ操作方法になります。